2015年4月1日水曜日

【読んだ】柳広司「ジョーカー・ゲーム」シリーズ

今まで通勤電車の友はPodcastだったり音楽だったりしたのですが、ここ最近はずっと柳広司の「ジョーカー・ゲーム」シリーズの文庫本を読んでいました。すごく面白いし、読みやすい。

Amazon.co.jp:柳広司:作品一覧

読みやすいのは内容が易しいという訳ではなく、句読点の打ち方やリズムと言った文体がもたらすもので、その点に非常に心を配っている作家なのだろうなと感じます。

「ベルカ、吠えないのか?」「聖家族」などの古川日出男も同じようなタイプかと。(たぶん一行につき100回くらい推敲してると思う)

そんな柳広司の「ジョーカー・ゲーム」シリーズ、文庫化されている中で一番新しい「パラダイス・ロスト」を遂に読み終えてしまいました。終わりに近づくにつれ、「読み終わりたくない…」なんて感じたのは久しぶり。柳広司の他の作品もこれから手を出してみようと思います。

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